サイトの基本設定6(未登場・裏設定アイテム編)


妖具
妖魔が作った道具。特殊な力や用途を持つ。
妖力に満ちている事が多く、人間には触れることすら出来ないものもある。
人間が作った道具よりも性能が優れている。


法具
「霊験あらたか」などと評されるものは勿論、霊力や法術にまつわる道具の事。
特殊な製法で作られている。用途も特殊なものが多い。
そのために市中に出回っているものは少ないようだ。


その他
名前の通りの分類。通常アイテム。
中には特別な効果や力を持つレアアイテムもある。




妖具・天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)
八尾・皇河の妖力と、禍々しい瘴気をまとったおぞましい剣。
この剣から放たれる瘴気は非常に濃く、まるで黒雲が群がっているように見える事からこの名がついたといわれる。
珍しい両刃の剣で、切れ味は鋭い。
鞘や柄の装飾も凝っていてきらびやかで、持ち主の趣味が窺える。

妖具・妖(あやかし)の霊墨
いちいち血を使って術式を書かずに済むように、妖力を付加して作られた特殊な墨。
製法・材料の入手は、妖魔にとっては楽なもの。妖力に満ちていて、人間では扱えない。
作り手が込める妖力で質が決まるため、尾獣クラスの物は凄まじい力を持つ。

薬・育毛戦士
サソリが愛用している強力な育毛剤。風の国特産のある種のサボテンから取れる成分を主成分とした一品。
毛根さえ生きていれば必ず生えるといわれるほどのもので、サソリは里抜けしてもこれからは抜けられない。
キャッチフレーズは、「苛烈な砂漠に負けぬ力を、貴男の元へ」。

妖(法)具・歌詠みの書
声や霊の伝える意思をひとりでに記す不思議な巻物。
使う時は、記録開始を命令する呪文を、聞き終わったら記録終了を告げる呪文を書くか唱える。
要するにテープレコーダーと同じ効果を持つ巻物。
書記作業にはもちろん、証拠を残したり霊と会話する時に便利だが、作成には手間がかかる。
なお、火をつけても燃えず、水につけてもふやけないという特性を持つ。

妖具・金環蝕
その名の通り、日食の一種である金環食に似た形の円月輪(チャクラム)。
接近戦の際には爪に姿を変えられるため、遠近両方に対応可能。
本来の円月輪の姿なら妖力を少し吹き込んで投げることで、
そのわずかな力に反応して投げた軌跡に雷の光輪を複数発生させる。
光輪は爆発し、近隣のターゲットを巻き込んで攻撃する。六尾・神疾の妖力に満ちている。

法具・言霊の墨
忍術の中でも高等なものは、術者の血を使って文字や術式を書くことが多い。
しかし血を穢れとして嫌う法術の使い手達は、これを使って文字を書く。
製法・材料ともに極秘とされ、墨師と呼ばれる人々が専門に作っている。
見かけはただの墨だが、これだけで霊力を持っていて、その用途上一般に出回る事はない。

妖具・斬魂の鎌
接近戦用の鎌。いわゆる死神の大鎌ではなく、片手で使える通常の鎌がベースの形状をしている。
切った者の生命力を吸い、飾られている宝玉に溜め込む。
溜めた力を宝玉から解放すれば、他者を多少癒すことが出来るという。
四尾・鼠蛟の妖力に満ちている。

妖具・紫煙の扇
紫の地に鈴が描かれた上品な扇で、見るからに高級品。
ただし、本来の効力を発揮すると、扇いだだけで周囲に毒霧をばら撒く恐ろしいアイテムと化す。
二尾・鈴音の妖力に満ちている。

宝石・灼熱の欠片
暑い砂漠が多い風の国の中でも、一番暑く危険な岩砂漠・灼熱砂漠で取れる、美しい澄んだ黄金色の宝石。
暗がりでぼんやりと金に光るため、見分けるのはとても簡単。。
守鶴や眷族の一部(砂狸)にとっては女性に贈る何よりの愛の証で、求婚や婚約の品として使われる。
また強い力を持ち術の媒体向きである事から、ピアスに使う守鶴のように男性でも装飾に用いる。
人間の間では全て女性が出所のため、男嫌いの石とも呼ばれる。しかも米粒サイズで数十万両の高級品。

装飾品・灼熱の首飾り
大きな灼熱の欠片がペンダントトップに付いたシンプルな首飾り。
鎖も派手すぎず普段の装いにも邪魔にならないデザインだが、人間の市場に出せば法外な値が付く一品。
守鶴が加流羅にプレゼントした。意味合いとしては婚約・結婚指輪の類と変わらない。

法具・守鶴の茶釜
守鶴が封印されていた茶釜。
封じられていた本人のお気に入りの一品らしく、
時々召喚しては、それで湯を沸かしたり、何か得体の知れない物を煮たりと色々使っている。
年代物なので、お手入れが長持ちさせるコツ。
しかし愛用している当人は何分雑なので、茶釜は劣化の危機にさらされている。

法具・術式符
さまざまな法術を一瞬で発動できるように、あらかじめ呪文や術式などが書き込まれた符。
人間では、陰陽師や神職に携わる人々が持っている。
ちなみに文字は普通の墨ではなく、霊力を持った独自の墨・言霊の墨で書かれている。
妖の霊墨で書かれた妖術が使用できるものもあるが、妖魔は人間ほど作らないようだ。
紙は基本的に上質の和紙を使うが、急ぎの時はチラシのような手近な紙にさっと書きつけて済ませる事も出来る。

妖(法)具・召喚符
術式符の中でも、特に召喚術が封じ込められた符をさす。
作り手が召喚可能な召喚獣・召喚霊・召喚物のいずれか、あるいは作り手自身を呼び出す呪文が書かれている。
使えば誰でも1度だけ対象を召喚することができる。
そのため、妖術や法術に何の心得もない者でも、入手すれば召喚は可能。
ただし貴重品で、作り手と縁や信頼関係がない限りは入手困難。
また、呼んでも制御できるかは召喚対象と信頼関係があるかどうかにかかってくる。

忍具・錠前泣かせ
忍者専用の万能鍵開けツール。
見た目はただの棒状だが、十徳ナイフのようにさまざまなツールが収納されている。
使い方にコツがいるので、忍者のような専門家でなくては扱えない。
忍具なので、平時に使うと普通はお咎めがある。もちろん、任務外での盗みに使うのは厳禁だ。

古書・常緑漫遊覧
250年位前に、今の風の国辺りで流行っていた説話集。
今の風の国から水の国辺りの説話を集めたもので、編者は一般的には未詳。守鶴曰く、当時の下級貴族。
現存するもので保管されているのは、一部欠けた写しが1,2部と極少。
どういう経緯があったかは不明だが、守鶴は狐炎に貸していた。
ちなみに、写しの中でも古い方かつ完全保存版。文学歴史上の価値は高いと思われる。

妖具・深緑の槌
草の葉模様の装飾が名前の由来で、人の背丈の半分はある大きなハンマー。
普通の人間では、妖魔の力以前に重くて持てないだろう。
もちろん持ち主は軽々と振り回している。
地震を起こす力があり、破壊力と豪快さは随一。七尾・磊狢の妖力に満ちている。

妖具・月闇の扇
紫煙の扇と対になっている、闇の力を持った黒い扇。もちろんこれも二尾・鈴音の妖力が満ちている。
名前に月と闇の字を持つだけあり、夜になるとよりその力を増す。
またいわゆる鉄扇に近い用途があり、刀をも受け止める強度を誇る。
本来の姿を現すと、扇の骨は先がとがり殺傷力を持つ。
道具として使えば、眠りや混乱を引き起こす。扇げば夜を招くという伝説もある。

妖具・纏朧(てんろう)の槍
近接戦闘でも扱いやすい槍。穂先は大きめ。
属性を持った弱い術を受けることで、その術の属性をまとって戦うことが出来る。
そのため相手の弱点や状況に応じて、臨機応変な対処がしやすい融通の利く武器。
一度まとった属性は時間の経過で消滅するが、もちろん自由に外すこともできる。
五尾・彭侯の妖力に満ちている。

妖具・白粋
緋迅の対となる太刀。刀身は、文字通り雪のように白い輝きを放つ。
見た目の清浄なイメージとは異なり、九尾・狐炎の妖力に満ちている。
大振りなため、緋迅と異なり力任せに叩ききる事もできる。
人間が作った鉄の刀よりは軽く切れ味も鋭いが、それでも侍でなければ扱いに苦労するような代物。
道具としては、身体能力を高めるなどの力を持つ。

料理・禿猿汁(はげざるじる)
昔話に出てきそうな、人間に材料を聞かせると大抵嫌な顔をされる鍋。
鬼が考案したことで妖魔や妖怪の間では有名だが、ゲテモノ扱いらしく妖魔はほとんど食べないらしい。
考案した鬼の間では大人気料理。ただし他種族の共感は得られていない。
人間が妖魔をあまり怒らせると、「禿猿汁にするぞ」という暴言が出ることもある。洒落にならない。

妖具・ 緋迅
白粋の対となる刀身が緋色の短刀で、妖力をある程度封じれば、軽いために子供のナルトでも楽に扱える一品。
これも九尾・狐炎の妖力に満ちており、禍々しい妖気をまとっている。
小振りながら切れ味は人間が作った刀よりも遥かに優れていて、
また生き物を斬れば斬るほど、一時的であるが切れ味が増す。
道具として使う能力の一つに、守護の結界を張る力がある。

古書・百花の舞
優雅なタイトルだが、その実はただのエロ本考察書。
多くの資料を交えてかなり熱く大真面目に語られている。
こんなしょうもなさそうな本ではあるが、時を経た今ではこれも重要な当時の風俗を知るための文献。
現存は、確認できる限り一冊だけ。無駄に貴重品である。

妖具・暴砂の杖
普段は使い込まれた鉄パイプにしか見えない棒。
が、その実は妖力を秘めた妖魔の杖。錫杖を思わせるタイプの杖である。
杖と聞くと非力な者の武器に思えるが、実際に殴られると頭が割れるほどの凶悪な攻撃力を持つ。
しかし鉄パイプのまま殴っても十分に殺傷力はあるので、あまり杖の姿に戻す事はないようだ。
杖の姿に戻した状態なら、念をこめて振るだけで砂を召喚できる。
その威力や規模は、木の葉位の大きな里でも一瞬で砂の下に沈めるほど。
一尾・守鶴の妖力に満ちているため、人間では制御しきれない。

妖具・火照(ほでり)の釣針
長く透明な糸がついた大きな青い鈎針で、三尾・磯撫の妖力に満ちている。
その名は、海で漁をしていたという神に由来するという。
普段は普通の釣り針ほどの大きさしかないが、本来の姿に戻すとかなり大きい。
持ち主の意のままに動き、敵を切り裂いたり引っ掛けたりと、様々な働きを見せる。
ちなみに磯撫はこれを複数持っている。水脈を導く力を持ち、荒地に水を招くことも出来る。

妖具・魔絹の組み紐
妖術・万物縛りの法を使うために必要な、リボン状の紐を編んだ組み紐。
一見高級な絹で出来たきれいなだけの紐だが、普通の刃物では断ち切れないほどの強烈な強度を誇る一品。
伸縮自在で、実体のない魂でも縛ってしまう。
特に専用術をかけた後は、対の術・組み紐解放を使わない限り、絶対にその束縛からは逃れられないといわれる。

嗜好品・マタタビタバコ
鈴音を始めとした猫の妖魔達の嗜好品。マタタビを紙巻タバコ状や葉巻状にしたりして使う。
吸うとうっとりいい気分になるが、タバコと違って体に悪影響がない。
ただし、ヘビースモーカーよろしく一日ぷかぷか吸いまくるのは邪道である。
ちなみに、猫の仲間以外には何の効果もないらしい。

忍具・無想香
香りをかぐと、相手の言いなりになってしまう香。
自律的な思考が出来なくなり、外部から与えられる命令にしか反応しなくなる。
これにより相手を無力化し、さらには手駒にしてしまえるのだが、
量を間違えると対象は完全に行動を停止してしまうため、操る目的で使う際は専門知識が必要。

妖具・命蝕
命を蝕むという名のとおり、猛毒の力を持っている投げ刀。
単体ではなく複数存在し、それぞれ異なる毒を秘めているという。
持って戦うことも出来るが、大きさは短刀程度なので打ち合い等には不向き。
魔絹の組み紐を取り付ければ、フックつきロープなどの代わりになったり、
相手を縫い止めたりしまうこともできる。これも四尾・鼠蛟の妖力に満ちている。
ちなみに毒の種類は柄の一部の色で見分けられるが、白い物だけは無毒らしい。

菓子・モードリアン
ドリアンと名前には入っているが、ドリアンとは無関係。
中にカスタードが入っていて、スポンジケーキの食感である。
ちなみに名前の由来は、生地に入っている果物がモードリアだからだという。
モードリアはそのまま食べてもあまりおいしくないので、シロップ漬けにして使われている。
原料が輸入物なので少々値が張るが、おいしいので人気。

料理・薬膳子持ち饅頭
各種スパイスやハーブ、漢方薬の材料を微妙なバランスで配合した薬膳料理。
大きな饅頭の中に、小さな饅頭がたくさん入っている遊び心ある一品である。
昔、大名が無病息災を祈願するために節句の時に作らせた宮廷料理でもあり、臣下に与えたという。
ちなみに、レシピは季節によって微妙に異なっている。
貴重な薬草も使われていて、大変体にいいがちょっと薬くさい。
薬草類やスパイスは皮にも練りこまれていて、番紅花(サフラン)やウコン、クチナシのせいで、皮は黄色い。
中のあんには肉と野菜、そしてここにも薬草やスパイスがふんだんに使われている。
ハーブの類が苦手な人にはちょっとつらい料理である。別名・百薬子持ち饅頭。

鉱石・溶岩石
常に熱を発していて、触ると熱を持っているのが分かる石。
風の国にある死の砂漠や灼熱砂漠といった、殺人的な炎暑の地に存在している。
性質上、この石の地盤における含有率が高いほど気温が上昇し、夜間の気温も高止まりする。
灼熱の欠片の母岩であるが、妖魔の技術を使えばこの石を製錬して金属も取れる。別名・溶岩岩。



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