色が少ない冬の寒空は、空気を凍らす風吹く陽気。
白い吐息を風に散らせて道行けば、冬を彩る花が咲く。
紅桃白。絞りに斑入り。それは古人が愛でた豊かな色彩。
寒さなんてそ知らぬ顔で、にこりと笑って真冬を魅せる。
写真を背景に下絵を書こうと相当唐突に思い立ったのが、きっと冬の初め。
遅筆なんだから季節物はやめときゃいいのに、やったら春先になりましたが何か？（笑
まぁ、アップにこぎつけただけましな方ですけどね。アップされる絵の影で、放置の闇に消えるものは多いです。
背景の花はうちの庭のサザンカ。高さは２階の屋根のチョイ下くらいの大物です（爆
そいつを坂から撮った写真を、エレメンツの墨絵フィルターで加工しました。
そうしたら大分コントラストがでかかったので、狐炎もちょっとコントラストを普段よりはっきりと。
普段の塗りじゃあインパクト負けしそうだったんで。そしたらですね、顔色が悪い人になりました（駄目じゃん
―スピンして帰る―
