Title:もや

紫がかった桃色のもやに支配された脳裏は、眠っている時の方がまだ正常に働きそうなほど思考が鈍い。
それでも何度もただ名を呼ぶと、低い声で守鶴は加流羅の名を囁く。
名前を呼ばれるだけで、つながりはさらに深まった気がした。
「ねぇっ……わた、し……!」
「構わねぇよ。」
涙が浮かぶ目は限界を訴える。
守鶴がそれ以上に深いつながりを求めたとたん、彼女の細い体はたちまち限界を迎えてしまう。
「あっ、あああーー!」
「っ……。」
真っ白な肌に散らばる欲望。
愛する人のそれを受け止めた加流羅は、放心したように肩で息をしていた。
「おっと、こんなもんじゃ終わらせねぇぞ。」
「えっ……まだなの?」
その体力を少しでいいから分けて欲しいと思いつつ、加流羅は諦めて守鶴のたくましい腕に身を預けた。



参考てかトレース元資料はどこぞに存在してる絵。マシュマロおっぱい。
むにむに。関係ないけど水系は案外というかモロにというか難易度高いですね。
飛び散るとか不定形上だと特に。これは結構うまく行きました。地味に書き足したんですが。
ところで女性受けする裏絵ってお相手が居る絵だと思うんですが、いまだその域に達せず。
しょうがないのでミニ文でフォロー。まあそれ以前に、こういう構図は完全に男向けという気もしますね。

―スピンして帰る―

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