Title:ギャグナルト日和〜すっからかんかん〜

※口調は本家寄りなのでいつもと相当ずれてます。特に狐炎。

「いやー、今日もいい天気だね狐炎君。
こんな日はお茶屋さんで団子に限るって。ねぇ?」
「珍しくまともな提案だと思いますが、そうも行きませんよナルトさん。」
「え?!何で?!!新手の意地悪?」
「そんなわけないでしょう。財布の中見てから言って下さいよ。
言っておきますけど、路銀がこのままだと今日の宿で底が尽きるんです。
おやつなんて食べさせる余裕ないですから。」
「えーっ?!!何でどして?!おれってばこの旅に備えて貯金頑張ったんだよ?!」


「メカナルト1〜3号作ったりとか、スランプ脱却には旬の味覚だとか言って、
散々無駄遣いばっかりするからですが。」
「だ、だってせっかくの旅なんだよ?!ご当地グルメ堪能しなきゃ損だよ?!」
「否定はしませんけど、自分の情けない財力とか一切考えないのは馬鹿ですから。
本と馬鹿ですね、この計算へた男が!」
「あべしっ!ああ……今日こそ狐炎君にぶたれないで日を暮れさせるはずだったのに、計画台無しだよ……。」
「ナルトさんが1日怒られないで済むって、
いつも持ってるなんかぐったりしたあれが大ヒットするよりよりありえない話ですけど。」
「ひどっ!それとマーフィー君の名前くらいちゃんと覚えてよ!
おれの大事な友達なのに!!」
「中身は綿じゃないですかあんなの。それより路銀どうするんですか。」
「えーっ、お金持ってないの狐炎君?」
「持ってますけど、わしの金でナルトさんの食費とか宿賃払うの嫌なんで。」
「何で?!師匠でしょおれ!」
「うるさいですよ。それよりあれを見てください。」


「ん?アルバイトの求人じゃないか。狐炎君やるの?」
「何言ってるんですか。ナルトさんがやるに決まってるでしょう。
ほら、行って来てください。お給料日払いらしいし、条件いいですよ。
これを逃したら路銀を稼ぐ当てなんて当分来ませんでしょうし。」
「うう……それはそうだけど、なんでおれだけなんだ……。納得いかないなあ。」


「あのーすみません、バイトしたいんですけどー。」
「ああいいよ。でもかなりの力仕事だけど、大丈夫?」
「ふふふ……実は昔大工さんの経験あっちゃったりするんで〜。
『土木作業 お茶の子さいさい ナルトさん』って言われたもんだよ〜♪」
「(うわっ……なんか微妙に5・7・5になってないし……字余り多っ!)
じゃあ頼むよ。そこの木材あっちに運んどいて。」
「よっしゃー任せとけ!
見てろよ狐炎君、バリバリお給料稼いで見返してや……ヒェーーッ!!」
「あ、そこ今井戸掘ってるんで気をつけてください。」
「遅いよー!もう落ちちゃったよ、アルバトロスでホールインだよ!」
「ごめんねー。はい、これにつかまって上ってきてください。」
「縄短ーっ!穴の半分にも来てないじゃないかー!」
「あーごめんごめん、使いかけなんだこれ。まあ気にしないでほら頑張って!」
「無理無理無理ー!テナガザルでも無理だよこれ!」


「うう……、もうだめかと思った。
まさかこんなところで、対狐炎君用の奥義・ナルト壁ダッシュを使う羽目になるとは……。」
「おーい井戸落ちさん、いいから早くこっちに木を運んできてください。」
「はーい……って、なんかもうすでに変な名前つけられてるしー!
おれこれでも俳聖なのに!」

〜夕方〜
「ごくろうさん。はいこれ給金ね。気が向いたらまた明日来てよ。」
「ふう……いいなあお金の重みって♪
穴に落ちたり落ちてきた材木に当たったりした甲斐があったよー。
あ、いけない早く狐炎君のところに戻らないと。狐炎君どこに居るのかなー?」


「遅いですよナルトさん。」
「何かめっちゃ豪華なご飯食べてるーー?!」
「1人だったので少し贅沢してみました。」
「ちょっ、ずるいよ!分けてよ〜、一口でいいからー!!」
「わしのお金なんで嫌です。」
「チクショーーー!!」
「うるさいですよ。店の中で騒がないで下さい!」
「ホババーーッ!」


またやっちゃった日和風味。やっぱりSです狐炎さん。メカナルト=メカマツオで。
ついでに元ネタ未読の方に念のため、この必殺技は架空の物とお知らせをしておきます(笑
ちなみに狐炎が食べてるのはお刺身。箸の持ち方は資料不足でよく分かりません。
自分の持ち方は間違えてるので参考にならないし。
芭蕉さんが大工歴?かなんかあると聞いて以来、ずっと温まっちゃってたネタです。
Sな台詞を考えるのは本当に楽しい。ついでに壁登りじゃ誰にも勝てないと思うとか、まあ色々ありますが。


―スピンして帰る―

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